フロンティアの組み立てパソコンが、調子悪いということで修理に来ました。
電源が落ちてしまい、一晩起動できなかったとのこと。
内部を確認するとコンデンサが破裂しています。
ここまで破裂するとわかりやすいです。
良く確認すると同容量のコンデンサ10V-1000uFが3個破裂です。
新品コンデンサに交換しました。
組み立て後「崖の上のぽにょ」のDVD再生でテストです。
音を消してやれば良いのに、音も出しているから、つい、目がそちらに行き、作業が止まることも・・・。
ちなみに、この破裂したコンデンサ容量はいったいどうなっているのか?
容量計にて計測してみました。
容量計を使うときは、十分にコンデンサを放電させてから・・・
まずは、交換した正常な10V-1000uFを測ると981uFという値が出ました。
そして、膨れたコンデンサを計測すると、-3,100uF!?とか変な値が出て、しばし計測不能に・・・。
3個のうち、2個は計測不能、1個は700uFという値がでました。
デリケートな容量計はこんなものを測りやがってと文句を言っているようでした。
テスターで抵抗値を測ってみると、正常なコンデンサでは150kオーム程度でしたが、不良コンデンサは2k~50kオーム程度でした。