パソコン修理日誌 【PCアシスト】

NEC LL900/7D CPUファンからキュルルルルー

NECのノートパソコンLavieシリーズのLL900/7D、LL700/7DやLL900/8D、700/8DなどのシリーズでCPUファンが劣化して異音がするようになる故障が多くなってきています。

このCPUファン部品ですが、部品の供給が終わってしまい、世界中どこを探しても新品部品が見つからない状況になっています。

ファンを取り出して確認するとファンの回転軸が磨耗してファンがぐらぐらの状態です。
チェッカーで4~5Vの電圧をかけて確認するとビーンとうるさく回転しました。

さて、部品を探しても中古パーツしかないようです。中古で交換してすぐに再発してしまっても困りますから、他の機種用の新品ファンでなんとか代用できないか、工夫してみます。

ダイナブックのコスミオ用のファンで、ちょうど良いサイズがありました。
GDM610000278が合いそうです。
ファンの端子は4線式のタイプです。

さっそくコネクタ部分を付け直して、パソコンに組み込むと、勢い良く回転してくれましたが、回転が止まりません。
通常この機種では、電源ONでファンが回転し、デスクトップ画面が出る頃には一旦止まります。

しかし、いつまでも回りっぱなしとなってしまいました。
4線あるケーブルのうち、5V-VCC、GND以外の残り2本が回転数を制御しているのですが、配線を逆にしても効果はありませんでした。
やはり、ファンのメーカーが異なるので、信号線の規格が異なるようです。

仕方ありません、抵抗で回転数を抑制して音が気にならない程度の回転で回ったままにすることにします。

2本の信号線(青とオレンジ)は配線しないことにして、電源(赤)とGND(黒)だけ配線します。
この状態で、BIOS側でファンエラーが出ないことを確認しました。信号線が無くても問題なさそうです。

ファンの電源電圧が5Vでは最高回転となりますので、抵抗を付けて電圧を少し低下させることにします。
まずは半固定抵抗(ボリューム)を付けてどれくらいの抵抗値で回転数が落ち着くかを確認します。

100Ωでは回らず、50Ωでも回りません。
30Ω~20Ωでは程よく回り、10Ωでは少々うるさくなりました。

ちなみに、回らない状態ではあっという間にヒートシンクが高温になり、CPUの発熱の凄さが実感できます。
少しでもファンが回って風が抜けるとヒートシンクは触れる温度に下がります。

今回は、30Ωの固定抵抗としてパソコンを組み上げました。
起動時からファンが回ったままですが、音は静かで気にならないレベルです。

お客様にもファンの回転が止まらないということをご了承いただき、修理完了となりました。
by yasupon2005 | 2012-10-25 09:59 | ノートパソコン修理方法
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