パソコン修理日誌 【パソコン修理方法 PCアシスト】

USBメモリー重度物理障害のデータ復旧方法

「usbをパソコンに接続しても全く認識されません。usbメモリ本体のランプは点灯します。修理をお願いしたいです。」ということでレターパックでUSBメモリーが送られてきました。


BUFFALO USBメモリー 8GB RUF2-WB8G-BK



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端子の半田不良を疑って、お客様の方でハンダを乗せなおしたようですが、顕微鏡で確認するとどこも悪いところが見当たらない。



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パソコンに接続すると、リムーバブルディスクとして認識されます。


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ダブルクリックして開こうとすると、「ディスクの挿入」ウィンドウが開き、「リムーバブルディスク(F:)にディスクを挿入してください。」というメッセージです。


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デバイスとプリンターには、USB Flash Diskとして認識されています。


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プロパティを見てみると、ハードウェアのタブでは、BUFFALO USB Flash Disk USB Deviceとして認識はされているようです。

しかし、開こうとすると「ディスクを挿入してください。」と表示されてしまう・・・。
この現象は、FlashメモリーICに保存されている、型番の情報まで読めているのに、その先のディレクトリ情報などが読み取れないことでディスクが開けなくなっています。

USBメモリーの販売メーカー名である、「BUFFALO」が読めている時点で、コントローラーICは正常です。
メモリーICに販売メーカー名が保存されていますので、メモリーICのデータが読み出せているということになります。

メモリーICの情報が読み取れない場合は、コントローラーのメーカー(PHISIONや、IS916など)型番が表示されます。


こうなると、メモリーICから直接データを読み出す以外にデータ救出の方法はありません。



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メモリーICを取り外しました。
今回のメモリーでは、Intelの29F64Gシリーズの8GBメモリーが1枚使われています。


コントローラーICは、PHISION製

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PS2251-50-Fというシリーズです。このシリーズは種類がものすごく多い。


PC-3000高度解析装置にメモリーICをセットして、データ解析を開始します。

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メモリーチップの容量は8GBですので、10分程度でデータの吸出しが完了です。
しかし、読み出したデータは16進数の単なるデータの羅列です。
これを文書ファイルや画像データに復元しなくてはアプリケーションで開くことが出来ません。



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データに復元する前に「ECCエラー補正」技術を使って、メモリーICのデータエラーを補正しておきます。
正常に補正出来たデータエリアは緑色で表示されています。
USBメモリーは、パリティービットというエラー補正のデータを保持するように設計されています。なかなか素晴らしい機能です。これを使ってエラーのあるデータを復旧するのです。



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PC-3000の解析用ファイルをロシアのサイトからダウンロードします。
PS-2251-50 シリーズは、解析用のファイルが72個もありました。ここから、今回該当するコントローラーとメモリーICのメーカー・型番と容量の組み合わせを探してきます。


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解析を進めたのですが、ファイルシステムのファイル名とフォルダ構造が破損しているため、正常にフォルダが出てきません。
通常は、Rootフォルダの下に保存されているファイルやフォルダが出てくるのですが・・・。


ここで、更なる解析機能の登場です。Raw recovery という機能を使って復旧します。
ファイルを解析して作成したソフト情報を元に、拡張子ごとに取り出します。



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画像が1万枚以上と、ワード、エクセルのファイルが復旧出来ました。
今回は、合計4GBほどのデータを復旧することが出来、ファイルの破損もごくわずかでした。

ここまで1日がかりの作業となってしまいました。
ふぅ。


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by yasupon2005 | 2013-12-11 16:42 | USBメモリ修理方法
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