パソコン修理日誌 【パソコン修理方法 PCアシスト】

USBメモリのメモリーICチップの型番が同じでも・・・

最近USBメモリ修理の依頼が多くなりました。


修理実績が増えてきたので、今のところの傾向を発表しますと・・・。
衝撃などでUSBコネクタが折れたり曲がったり壊れた場合は、100%近くデータが復旧出来ます。作業中だったファイルが破損している程度です。


直前まで普通に使えていたのに突然認識できなくなったという場合は難易度が高く、65%程度が復旧できています。


USBのコネクタ端子の折れと、それに伴って基盤のプリントパターンの配線が断線したり、チップ部品の半田が外れたり、ヒューズが切れたりといった故障が多いです。


根元付近で折れてしまったものが今日修理に来たのですが、チップのコイルが割れていて、回路の断線もあり、積層基盤の表と裏のスルホールが断線している状況でした。


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チップコイルは、ノイズの除去用ですので、とりあえずそのままジャンパーでショートさせて、断線している回路は極細ケーブルで飛ばしました。


なんだかんだと1時間ほど格闘しましたが、無事にデータが取り出せました。



そして、もう一つ、USBメモリが認識されない症状。

USB端子の半田付けはしっかりしている。

テスターで大まかに確認して、大丈夫だなと思い、パソコンに接続するが、反応なし。
念のため、電圧を確認すると5V必要なコントローラの回路に2V程度しか供給されていない。


よくよく確認すると、ヒューズが切れていた。


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ヒューズを交換し、パソコンに接続するとすぐに認識してデータの取出しが出来た。

結構ヒューズがらみのトラブルは多く、チップヒューズの交換で数例直っています。

さて、今週来たUSBメモリの修理では、全く認識されないものは半田修理で直ってデータが取り出せているのだが・・・。


問題は読み取りのLEDランプが点滅したままでデータが読めないものと、LEDランプが点灯したままでデータが読めないもの2本が今、頭を悩ませているのだ。

ある日突然読めなくなったものは、難易度が高くなります。


1本は、メモリーチップがSAMSUNGで、メモリの型番がK9LAG08U0Mという2GBのもの。
同じメモリチップの型番のUSBメモリがあったのですが、コントローラのICの型番が違う。

出来るかどうか解らないが、両方のメモリーチップICを取り外し、入れ替えてみた。

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すると、両方とも認識せず、データは読めない。


片方は読めると思ったのに残念。


USBメモリのLEDランプは点灯したままだ。


同じコントローラICの基盤であれば、メモリICチップさえ異常が無ければデータの取出しが出来るのだが・・・。

コントローラICが異なると、たとえ同じ型番のメモリーICのチップを入れ替えても、認識されないということがわかった。そのUSBメモリの製品型番やコントローラなどの情報がメモリーチップICにも記録されているのだろうと推測する。


ここで、メモリーICを取り外し、コントローラICとUSBメモリの基盤だけでパソコンに接続して基盤の不良を確認すると、なるほど、お客様の基盤はドライブとして認識されない。
通常、USBメモリはSDカードリーダなどと一緒でメモリが無くてもドライブとしては認識されるのだ。そして、そのドライブをダブルクリックして開こうとするとフォーマットしてくださいとか、ディスクを挿入してくださいなどと言われます。


基盤とコントローラ側の不良だということは解ったのだが、ICが無事としても同じ基盤が無いとどうにもならない。

お客様に、電話でそのことを告げると、な~んと!同じ型番のUSBメモリを持っているとのこと、それならデータが取り出せる可能性は一気に高まった。

さっそく送付してもらうことにした。

同じ型番のUSBメモリでも、中に入っている基盤が異なることも多いので、一応私のほうでも1本手配しておいた。


何しろ、最近故障したUSBメモリと同じ型番のUSBメモリを次から次へと買っているが店舗や購入時期が違うと中に入っているICは全く異なるICが付いているのだ。
ICが変わったらせめて型番を替えてくれれば良いのに、容量とケースが同じだからって型番を変えずに売っているおかげで結構沢山購入しました。


それも、32GBとかの4~5千円もするUSBメモリを買ってすぐに分解し、ICが違えば役立たずとなってしまう。何度ガッカリさせられたことか・・・。


基盤交換用のUSBメモリの入荷待ちですが、入ってきたICによって、この2本の運命が決まります。



その後、同じ基板のUSBメモリーが届き、メモリーICの移植により、データの復旧が出来ました。
コントローラICやメモリーICが同じでもデータが出せなかったり、メーカーと基板の形状が異なるのにメモリーICの移植でデータが出せたりと、相性のようなものがあるようです。引き続き実績のデータを蓄積しております。
# by yasupon2005 | 2012-11-21 18:00 | USBメモリ修理方法

NEC LL900/7D CPUファンからキュルルルルー

NECのノートパソコンLavieシリーズのLL900/7D、LL700/7DやLL900/8D、700/8DなどのシリーズでCPUファンが劣化して異音がするようになる故障が多くなってきています。

このCPUファン部品ですが、部品の供給が終わってしまい、世界中どこを探しても新品部品が見つからない状況になっています。

ファンを取り出して確認するとファンの回転軸が磨耗してファンがぐらぐらの状態です。
チェッカーで4~5Vの電圧をかけて確認するとビーンとうるさく回転しました。

さて、部品を探しても中古パーツしかないようです。中古で交換してすぐに再発してしまっても困りますから、他の機種用の新品ファンでなんとか代用できないか、工夫してみます。

ダイナブックのコスミオ用のファンで、ちょうど良いサイズがありました。
GDM610000278が合いそうです。
ファンの端子は4線式のタイプです。

さっそくコネクタ部分を付け直して、パソコンに組み込むと、勢い良く回転してくれましたが、回転が止まりません。
通常この機種では、電源ONでファンが回転し、デスクトップ画面が出る頃には一旦止まります。

しかし、いつまでも回りっぱなしとなってしまいました。
4線あるケーブルのうち、5V-VCC、GND以外の残り2本が回転数を制御しているのですが、配線を逆にしても効果はありませんでした。
やはり、ファンのメーカーが異なるので、信号線の規格が異なるようです。

仕方ありません、抵抗で回転数を抑制して音が気にならない程度の回転で回ったままにすることにします。

2本の信号線(青とオレンジ)は配線しないことにして、電源(赤)とGND(黒)だけ配線します。
この状態で、BIOS側でファンエラーが出ないことを確認しました。信号線が無くても問題なさそうです。

ファンの電源電圧が5Vでは最高回転となりますので、抵抗を付けて電圧を少し低下させることにします。
まずは半固定抵抗(ボリューム)を付けてどれくらいの抵抗値で回転数が落ち着くかを確認します。

100Ωでは回らず、50Ωでも回りません。
30Ω~20Ωでは程よく回り、10Ωでは少々うるさくなりました。

ちなみに、回らない状態ではあっという間にヒートシンクが高温になり、CPUの発熱の凄さが実感できます。
少しでもファンが回って風が抜けるとヒートシンクは触れる温度に下がります。

今回は、30Ωの固定抵抗としてパソコンを組み上げました。
起動時からファンが回ったままですが、音は静かで気にならないレベルです。

お客様にもファンの回転が止まらないということをご了承いただき、修理完了となりました。
# by yasupon2005 | 2012-10-25 09:59 | ノートパソコン修理方法

NEC FC98-NX FC-85H/E電源が入らない修理

NECのデスクトップパソコンで、結構古いものですが、まだまだ会社では現役バリバリで活躍しているようです。
故障の症状は電源が入らないというものです。

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早速、パソコンを分解して、内部を確認。
テスト用の電源ユニットで確認すると起動します。

どうやら電源ユニットが壊れているようです。

電源ユニット内を確認すると、コンデンサが膨れて、頭部が割れて内部の電解液が出てしまっているようです。

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通常、電源ユニットに使用されている電解コンデンサは105℃の耐熱があり、2,000時間から5,000時間程度の保証となっています。2,000時間なんてあっという間です。24時間稼動させれば、83日で2,000時間に達してしまいます。しかし、これはあくまでも105℃でということです。通常電源ユニット内は40~50度程度ですのでその温度では2,000時間の十数倍は長持ちするということです。

2001年発売の、このパソコンですのでもう10年は稼動していることになります。

さて、この壊れていたjamiconのコンデンサを交換し、動作を確認すると正常に電圧が出るようになりました。
パソコンに組み込んで、通電テストをすると、問題なくOSが起動して無事修理完了となりました。

古いパソコンの方が、基盤内の部品の配置に余裕があり、最近の小型軽量のパソコンよりもしっかり作られている気がします。
HDDなどの消耗品はどうしても交換が必要となりますが、消耗品さえ定期的に交換していれば、まだまだ現役で使用できると思います。
# by yasupon2005 | 2012-09-21 12:41 | NECパソコン修理方法

BJ3316PBのマザーボード交換

SOTECのスリム型デスクトップPC BJ3316PBですが、マザーボードの不良が多く、電源を入れると通電するが画面が表示されないという症状や、電源が落ちてしまう症状になってしまうようです。

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この機種に使われているマザーボード、MCP73PVT-SM というのが故障の原因です。
グラフィックチップのGeForce7100がネットゲームやネット動画などの描画をすると発熱が多いため放熱が間に合わず、マザーボード不良となるようです。

とりあえずの修理は出来るのですが、同じ部品を使用していると、同じ使用環境ではいずれ再発してしまう可能性が高いのが現状です。

根本的にマザーボードを他のチップセットのものに変えてしまうのが良いようです。

WindowsVistaでは、マザーボードを交換してチップセットが変わってしまうと、ブルーバックのエラーが出てOSが起動出来ません。
そこで、マザーボードを交換する前に、以前にもやっているレジストリの修正を行います。

起動時に、HDDを認識できるようにレジストリの値を修正するのですが、レジストリの修正は間違えると致命的なダメージとなり起動出来なくなる場合がありますので慎重に作業する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services を開きます。
左のウィンドウから、**ideを探して、右のウィンドウでStartの値が4だったらダブルクリックして値を0に修正します。

同様に、**raidを探して、Startの値を0にします。
同様に、**ahci と **atapi 、 IastorV のStartの値を0にします。

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一度再起動して起動可能であることを確認します。
上記の手順では、大抵のマザーボードでHDDを認識できるように値を変更しています。



さて、レジストリの設定が終わったら、電源を切ってマザーボードを移植することになります。
私の経験上、AMDのCPUからIntelのCPUへ交換しても問題なくOSの起動が出来ました。

ちなみに、弊社でマザーボードを交換する場合は、Intel系のなるべく新しいマザーボードを使用しますが、現在搭載されているCPUとメモリをサポートするマザーボードであり、HDDとDVDがS-ATAかIDEかなどを考えて最適なマザーボードを選択します。
また、使用されているディスプレイがHDMIやデジタル接続であるかなどによってグラフィックカードも搭載します。

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今回、BJ3316PBのマザーボードはIntel G41系のマザーに交換となりましたが、GeForce520-1GBのグラフィックカードも搭載しました。

外見は今までどおりですが、起動や動作はずいぶん速くなりました。
これで買い換えずにネットゲームや動画も問題なく使えるパソコンに生まれ変わりました。
# by yasupon2005 | 2012-09-13 15:42 | SOTECパソコン修理

USBメモリデータ取り出し修理 BUFFALO RUF3-JM8GS-SV RUF3-K32G

「RUF3-JM8GS-SV USBメモリをPCに差したままぶつけてしまい、USBメモリが認識できなくなってしまいました。差しこみ部が少々歪んでしまっています。」という修理依頼と・・・。

同じ日に 「RUF3-K32G USBメモリーが認識されないようになりました。しばらく点灯していたのですが、今はUSBは点灯しなくなりました。」という修理です。

似たような症状で、開けてみると全く同じ基盤でした。
片方はUSBの接続部分が確かにゆがんでいますが、もう片方は変形等はありません。

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まずは顕微鏡で物理的な破損を探しますが、半田割れは見当たりません。
テスターでも確認してみましたが、問題ないようです。

目に見えないような半田割れがあるのかと思い、念入りに調べますが接触不良になっている箇所は無いようです。

症状からするとコントローラICとの通信が全く出来ていないようです。
どうやらこの同じシリーズは、IS902というドライバICの半田付けに問題がありそうです。

このIS902というICの半田われを一時的に改善してやるとデータの取出しが出来るようになりました。
2個のUSBメモリ共に全てのデータの取出しが出来ました。


しかし、それから4日後に同じシリーズの全く同じ基盤のUSBメモリ「RUF3-K8G」というメモリが修理にやってきました。
やっぱり同じ故障で、パソコンに認識されないという症状です。
分解して確認しましたが、端子の半田割れはありません。
今度はIS902の半田の修復を行っても正常に認識できませんでした。

こうなると、メモリチップを外して他の基盤に乗せかえる作業が必要ですが、残念ながらこのサイズのメモリチップ用の工具の持ち合わせがありません。
早速工具は注文したので、入荷次第メモリチップの移植について詳しく調査するつもりです。

試しに、最近流行のUSB3.0のUSBメモリを購入して壊れてもいないのに分解してみました。
やっぱり同じIS902というコントローラICが搭載されています。
しかし、私が入手したKINGMAXのものは基盤が大きめで余裕があり、IS902のパッケージも半田割れが起こりにくいものでした。

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BUFFALOのように小さいものが好まれるのは確かですが、壊れやすいのでは困ります。
ましてや8GBとか16GBものデータが入ったまま読み出せなくなってしまうんですから。

私なら基盤が大きくて壊れにくそうなKINGMAXの方を使いますね。

しかし、試しに分解してみようというのはやめてください。
分解して、ICがはがれてしまったという修理依頼がありました。

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このUSBメモリは、端子が取れてしまったので自分で何とかしようと分解を試みたところ、ICが基盤からはがれてしまったそうです。
接着剤でしっかり接着されていたようで、作り方が悪いとしか言いようがありませんが、こうなると基盤のパターンが剥離して、容易に直すことが出来ません。
今回はこのメモリは修理できませんでした。

私も分解するときは気をつけようと思いました。
分解するときは無理は禁物です。開けにくい時は強力なはさみでプラスチック部分だけを少しずつ切るようにしています。
# by yasupon2005 | 2012-08-21 16:58 | USBメモリ修理方法

MacBookAir Model A1466浸水修理

液体混入があり、起動しないというMacBookAir A1466の修理依頼がありました。

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開けられないネジは無いという弊社ですが、初めてのサイズのネジで少々戸惑いました。
携帯電話の分解に使用しているドライバーを紙やすりで削りちょうど良いサイズのドライバーを作成するところから始まります。
無い工具は作るわけです。

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裏ブタを開けると、あちこちに浸水の跡があります。

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左上にある液晶ディスプレイの信号ケーブルのコネクタ部分が酸化して溶けてしまっています。
この状況ですと、マザーボードと液晶ケーブルの交換が必要となります。

海外の調達先等調べましたが同じ形のマザーボード部品が見当たらず、残念ながら修理中断とさせていただきました。
液体混入の修理の場合はなるべく早い対応が必要となり、本当はバッテリーを外して置かないと酸化が進んでしまいます。Macの場合はバッテリーさえお客様では簡単に外せないから厄介です。
# by yasupon2005 | 2012-08-21 15:48 | Macパソコン修理

PC-VA20SRFEHピーピー音がして起動しない

NECノートパソコンVersapro R VA20S PC-VA20SRFEHの修理依頼がありました。
お電話でのお問い合わせがあり、詳しく状況を説明していただくと、ピーピー音がして画面が真っ暗で立ち上がらないというものです。
近くに住んでいるお客様なので、これからすぐに持って来るということです。

お客様がお持込になったので、その場で状況を確認すると、何の音もせず、起動しません。
電源ランプは点灯し、ファンは回っています。

試しにメモリを1枚交換して起動させると無事起動出来ました。
そして、起動したままちょっとパソコンを持ち上げると、画面が真っ暗になり勝手に再起動してしまいました。

起動時に、ピッピピピピッピと6回の短音ビープ音です。

すぐさま実体顕微鏡を取り出して、メモリスロットを確認してみると、やはりメモリスロットの半田が少なく、半田割れを起こしています。

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お客様にも見ていただきました。

さて、買い換えるか修理するか。古いパソコンになるとそろそろ買い換えた方が良いのか悩みます。
特に動作が遅いなどの不満も無いということでしたので修理することになりました。
WindowsXPのパソコンですが、不満が無ければ修理してまだまだ使えますからね。

メモリスロットの端子にフラックスを塗布して、実体顕微鏡を見ながら極細0.3mmの半田を使って半田を乗せ直します。
40代半ばにもなると老眼にもなりますが、顕微鏡ならちゃんと見えますので手元が狂うこともありません。
30分程度で半田付けの作業は完了いたしました。
塗布したフラックスは洗浄剤でふき取ります。

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お客様へ修理完了のご連絡を入れると、後ほど取りに来るということでした。

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それにしても細かい作業で神経を使います。
なんだか一日の仕事が終わったみたいな疲労感です。

いやいや、待てよ、まだ2時だ。
もう2~3台くらい直さなくっちゃね。
# by yasupon2005 | 2012-07-26 14:39 | NECパソコン修理方法

BUFFALO LinkStation2TBが認識されない

いつも修理ご依頼いただく御客様から、HDDが認識できないということで修理のご依頼がありました。

同時に3台購入して、1台だけ認識されなくなってしまったということです。
この手の外付けHDDは分解するのにコツが要ります。
ネジが無く、つめで引っかかっていることが多いからです。

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プラスチックのケースの隙間にプラスチックヘラを挟み込み、引っかかっている爪をイジェクトピンやクリップなどを差し込んで外していきます。

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外周に小さな穴が開いているので、そこへイジェクトピンを差し込むわけです。

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ケースが開けられれば、プラスドライバーだけで簡単に取り出せます。

今回は、HDDには異常が無く、基盤側の不良でした。
故障しないように固形コンデンサを使って、さらにファンまで付けて品質を上げていたのに、基盤が壊れるとはアンラッキーでした。

HDDを取り外し、新しいUSB外付けケースに入れてご返却いたしました。

外付けHDDはPCと連動して勝手に電源が入るものが多いのですが、バックアップ用で使用するのであればバックアップするときだけ電源を入れ、データをコピー後はタスクバーから取り外しを行って、電源を切っておいたほうが長持ちするようです。
# by yasupon2005 | 2012-07-25 11:41 | HDD故障修理

NEC LL550LGとLL550KG 

NECノートパソコンで同じような機種が修理に来ました。

ひとつは、LL550LGです。
不具合内容
「パソコンを使用していたら急に画面がプッと切れて真っ黒になってしまいました。」
というものです。

動作を確認してみると、通電ランプは点灯するが、画面が真っ暗です。
ファンの音がしていないようです。

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分解して確認すると、CPUファンがホコリでびっしりです。
こうなると、この機種は特にCPUとグラフィックチップの発熱が多いので、冷却不足から熱暴走となり電源が切れてしまいます。

ファンを掃除して、CPU、メモリ等交換して確認しましたがやはりNECのロゴ画面が表示されない状況です。
チップセットが焼けてしまったのでしょう。

今回はマザーボード交換となりました。この症状の場合はマザーボードが壊れた段階でHDDにはアクセスしていませんので、HDDのデータは問題ないことが多いです。今回もマザーボードだけ交換してWindowsは正常に起動しました。


さて、同じようなパソコンでLL550KGの修理です。
こちらは、「4日ほど前からカリカリ音がします。最初はしばらくすると静かになったんですが、2日前から起動している間は終始音が大きいです。スリープ状態の時はカリカリ音はしません。 」
というものです。

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確認すると、CPUファンにペットの毛でしょうかたくさん詰まっていました。
ファンを分解してクリーニングし、モリブデングリースとモリブデン配合潤滑油を充填して異音も無くなり、冷却の風量も十分になりました。

LL550KGの方は早い段階で修理依頼となったのでマザーボード交換には至らずファンの清掃だけで修理完了となりました。このまま放置するとやはりマザーボードの交換となっていたことでしょう。

夏場は室温が高いのでパソコンの冷却不足になりがちです。パソコンに付着したホコリはまめに掃除するようにしましょう。
# by yasupon2005 | 2012-07-25 11:16 | NECパソコン修理方法

USBメモリが認識されない

USBメモリが認識されないということで、最近修理依頼が増えています。
今回も速達で届きました。

USBメモリを横から見ると少しゆがんでしまっています。
早速分解して、顕微鏡で確認すると、わずかですが端子のパターンの一部が割れていて、断線しているようです。
テスターで確認すると間違いなく断線しています。

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細かいパターンですが、一部分だけ緑色の保護塗料をはがして、半田めっきをします。
銅色のパターンが銀色に変われば半田めっきが上手く出来たということです。

極細ジャンパー線を使って、配線します。
多少コネクタが動いてしまっても簡単に断線しないように少し長めにジャンパー線を使います。

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他、半田割れが3箇所ありましたが、こちらは半田の乗せなおしでOKでした。

パソコンに接続し、データが読めることを確認して、修理は無事終了です。
# by yasupon2005 | 2012-07-24 18:09 | USBメモリ修理方法

DELL Inspiron1720電源が全く入らない

DELLノートパソコン Inspiron1720の修理依頼です。

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全く通電しません。
ランプも何にも点灯しません。

という症状です。
とりあえず、ACアダプタをチェックしますが、きちんと出力されています。

分解して、マザーボードを確認すると、あれ~!?
なんだ、コンデンサが焼けてしまってまるで焼餅のようです。

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この部品を取り外し、回路をチェックすると問題なさそうです。
このコンデンサ以外にも無数にある同形状のチップコンデンサを全て取り外し、新品のコンデンサに交換します。

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結構細かい作業なので、目が疲れます。

全ての交換が終わり、元通りに組み立てて、通電チェックです。
ちゃんとDELLのロゴが出てきました。

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この後、お客様のHDDを取り付けて、OSの起動と一通りの動作を確認し、無事修理完了となりました。
# by yasupon2005 | 2012-07-24 18:00 | DELLパソコン修理方法

INSPIRON N5010電源が落ちちゃう修理

DELLノートパソコンのINSPIRON N5010ですが、起動後数分から数十分で電源が落ちてしまうということで修理の依頼がありました。
ファンからは熱い風が出ているという話。

電話でのご相談だったのですが、その時の症状からマザーボードの交換ではないか?という診断だったのですが・・・。

到着して、まずは分解してHDDを取り出してから動作チェックをしようと思ったら、分解の途中でファンにホコリがたくさん付着しているのに気がついた。

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これは、CPUファンの回転不良が原因かと思ってファンを分解してみると、茶色に丸まったホコリの玉がファンの羽の間に挟まっています。
これじゃぁファンが回らない状態だ。

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壊れる直前まではファンから熱風が出ていたのでしょうが、何かの弾みでヒートシンクに付着していたホコリがファンの羽に絡まって団子状態になってしまったのでしょう。

こうなると、分解しなくては除去できません。

ファンをクリーニングして、注油もしたのでばっちりです。

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マザーボードの交換しなくて済みました。
# by yasupon2005 | 2012-06-15 10:35 | DELLパソコン修理方法

Studio1557 BIOS更新に失敗

DELLノートパソコンStudio1557ですが、BIOS更新時にフリーズし、電源を強制的に切ったら起動しなくなったという修理です。
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メーカーではパソコンに不具合が見つかるとBIOSプログラム修正で対策できる場合は、修正したBIOSプログラムを配布して、個人でこのBIOS更新作業というのを行わなければならないのですが、この作業にはリスクがあります。

BIOS更新中に電源が落ちてしまったりすると二度と起動出来なくなってしまうのです。

DELLの場合はバッテリーが十分充電されていないとそもそもBIOS更新が出来ないようになっています。
万が一タイミング悪く停電してもBIOS更新中に電源が落ちないようになっているわけです。

BIOS更新では、10分くらいはかかると思って、のんびり待ちましょう。
私の場合は、フリーズしたかな?と思ってもそれから10分以上は待ちます。

30分経過しても終わらない場合は、残念ながらフリーズしていると思われます。
BIOS更新中にフリーズする場合は、電源を長押して切りますが、ほとんどの場合パソコンは起動できなくなります。
CMOS電池を外し、リセットして復活すれば良いのですが、それでも駄目な場合はマザーボードの交換となってしまいます。

今回は、手を尽くしましたが改善せずで、マザーボード交換修理となりました。
マザーボードを交換し、無事にOSが立ち上がって、今までどおりに使用できるようになりました。

私自身は、BIOS更新は何度もやっていて失敗したこともありません。BIOS更新に失敗するということは、チップセットなどに致命的な不具合があったという事だと思います。
# by yasupon2005 | 2012-06-13 14:33 | DELLパソコン修理方法

USBメモリーのUSBコネクタ破損修理

USBメモリーのコネクタ部分が取れてしまったという修理依頼がありました。2個同時の依頼でしたが、1個は大阪市から、1個は神奈川県川崎市からです。

どちらも端子が取れてしまっているのは同じだったのですが、片方はUSBコネクタ端子以外にも不良がありました。

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こちらは、外れたUSB端子の半田付けで認識できるようになりました。4GBのUSBメモリにデータが1GB弱入っていました。


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丁寧な手紙と一緒に送られてきた8GBのメモリです。さぁ、何とかデータが取り出せるように修理に取り掛かります。

まずはプラスチックケースを分解し、中の基盤を取り出します。
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取り出した基盤を確認し、端子以外にも破損が無いか念入りにチェックします。

こちらの8GBメモリーは、基盤のIC部品に破損が見られました。ICの端子が曲がっています。
ICの端子はとても小さな端子で、外れてしまったUSBコネクタ端子がぶつかった衝撃で外れて曲がってしまったようです。
テスターで確認すると、となりの端子にショートしていました。

実体顕微鏡を使って、慎重に曲がった端子を戻しますが、ここで力んでしまうと端子が折れて取り返しがつかないことになりますので、ゆっくり丁寧に作業します。
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先のとがった工具でも作業がやりにくかったので、安全ピンを使ってなんとかICの端子の補修に成功しました。

顕微鏡越しに、極細0.3mmの半田と極細半田ごてを使って半田付けを行い、テスターで確認します。
抵抗値に問題ないようです。

パソコンのUSBコネクタに接続し、無事認識されるようになりました。
データは念のためにDVDメディアに保存して、修理したUSBメモリと一緒にご返却となります。

仕事のデータをUSBで管理している人も多いので、最近特にこのUSBメモリーの修理依頼が多いようです。

到着して1~2日で修理できますので、お気軽にご相談くださいませ。
PCアシスト 050-1205-3827


USBフラッシュメモリーのデータ復旧修理はこちら
# by yasupon2005 | 2012-06-12 14:12 | USBメモリ修理方法

IODATA HDZ-UESデータ取り出し修理

IODATAの外付け1TBのHDD[HDZ-UE1.0TS]がACCESSランプ点灯したままでデータが読み出せないという修理依頼がありました。

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HDDのコンセントを接続し、USBケーブルまたはIEEE1394ケーブルでパソコンと接続すると自動でHDDの電源が入ります。
なるほど、ACCESSランプが点灯したままで、マイコンピュータには表示されません。

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まずは、分解しますが、このHDDなかなか分解が容易ではありません。
天井面と底面のプラスチックから外しますが、後ろのネジ4本を外して、後ろへスライドさせるのですが、両サイドの爪が引っかかるので、プラスチックのヘラみたいなものを差し込んでやると上手く行くようです。

天井面と底面のパネルが外せたら、次に左右のアルミパネルを外します。

すると、HDDを固定しているネジ16本を外して、ようやくHDDを取り出せます。

HDDは4個でRAIDが組まれていて、今回の修理依頼のモデルでは250GB×4台で1TBの容量となっています。
HDDケースの後ろ側にファンがあり、温度により適時冷却を行っているようですが、4台もの熱を効率よく冷却出来ていない感じで、HDDはかなり発熱がありました。

さて、このHDDですが、取り出す側から見て一番手前のHDDにファイル名やデータが置かれたアドレスなどが書かれているようで、データ取り出しソフトでHDDを解析したところフォルダ構成まで読み取れるのは1台だけで残りはファイルは取り出せたとしてもファイル名が数字の羅列となってしまいました。
これでは、データが取り出せてもファイル名が無ければ役には立ちません。

今回は、手前から3台目のHDDに不良セクタが出来ており、かなり重症です。
HDDの丸ごとコピーを試みたのですが、エラーが出て完了できませんでした。

さて、困った。
結局同じ型番のHDDを用意して、HDZ-UE1.0TSも1台用意して、数日かけてなんとかデータを取り出すことができました。

c0034002_1481693.jpg


1TBのHDDにあったデータは約900GB。時間はかかりましたが、全部取り出すことが出来ました。
こちらで用意した貸し出し用外付けHDDにデータを保存して、ご返却いたしました。
ちなみに、この手の大容量HDDですが、壊れたときに即日完了というわけには行きませんので、くれぐれもデータのバックアップをお願いします。


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# by yasupon2005 | 2012-06-11 14:08 | HDD故障修理



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