DELLノートパソコンLATITUDE D610電源が入らない修理
ACアダプタをパソコンに接続すると、ACアダプタの緑のランプが消えてしまう。
DELLのACアダプタは過電流が流れると安全装置が働いて、出力がなくなるように設計されている。再びコンセントを抜き差しするとACアダプタの緑のランプが点灯する。
電源スイッチを押しても何の反応もありません。
この症状は典型的なチップコンデンサの不良の症状です。
分解していくと、CPUファンにもホコリがビッシリ付いていました。冷却不足でパソコン内部の温度が上昇したのも原因のひとつと思われます。ファンとヒートシンクは掃除機で綺麗にしておきます。
マザーボードを取り外し、チェックするとやはりチップコンデンサの不良でした。
同規格のチップコンデンサは再発防止のため全て交換します。
今回の原因となったチップコンデンサはこのピンセットの先の部品です。今回は外見上は正常品と不具合品の区別は付きませんでしたが、少しヒビが入っている時もあります。
仮組み後、ACアダプタを接続して様子をみると問題なし。
DELLのノートだと、他にも Inspiron1720、Inspiron630m、Latitude D520、Vostro1000、XPS M1330 などでもコンデンサの修理実績があります。
http://www.pc2.jp/pc/sindan/chipcondensa.htm