いつも修理ご依頼いただく御客様から、HDDが認識できないということで修理のご依頼がありました。
同時に3台購入して、1台だけ認識されなくなってしまったということです。
この手の外付けHDDは分解するのにコツが要ります。
ネジが無く、つめで引っかかっていることが多いからです。
プラスチックのケースの隙間にプラスチックヘラを挟み込み、引っかかっている爪をイジェクトピンやクリップなどを差し込んで外していきます。
外周に小さな穴が開いているので、そこへイジェクトピンを差し込むわけです。
ケースが開けられれば、プラスドライバーだけで簡単に取り出せます。
今回は、HDDには異常が無く、基盤側の不良でした。
故障しないように固形コンデンサを使って、さらにファンまで付けて品質を上げていたのに、基盤が壊れるとはアンラッキーでした。
HDDを取り外し、新しいUSB外付けケースに入れてご返却いたしました。
外付けHDDはPCと連動して勝手に電源が入るものが多いのですが、バックアップ用で使用するのであればバックアップするときだけ電源を入れ、データをコピー後はタスクバーから取り外しを行って、電源を切っておいたほうが長持ちするようです。